"アケコン・コントローラー"カテゴリーの記事一覧
-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
これまで箱型コントローラーの特徴について説明しました。
・レバーレスアケコン(HITBOX)のメリット/デメリット
・スティック/レバー型 アケコン のメリット/デメリット
ラストが、純正コントローラ や パッドコントローラーと言われるやつです。
家庭用ゲームにに付属するもの、またそれに近い形状のものです。パッドの特徴
格闘ゲームは、アケコンでやるものと思っている人が多いです。それは勝手な印象です。格ゲーでも、パッドは強いです。
パッドのメリット
FPSゲームでもAPEXやFortniteは今やパッドが主力武器です。AIM不要で反応速度が重要な格ゲーに合わないわけがないです。
理論値最速
反応速度がとにかく早いです。ヒットボックスやキーボードで禁止された別方向キーの同時押し。これが生きています。通常のキャラ操作は十字キーですが、アナログスティックも有効なためこれができます。
人間の反応速度は、体の芯(心臓)に近い位置で操作したほうが上がります。膝上で操作するアケコンヒットボックスよりアケコンが理論値早い理由の一つです。
ただ、ほとんどのプレイヤーは太ももの上でコントローラーを持っていますが。指がボタンにかかっている
特にトリガーボタン、LとRはかなり反応速度早く操作できます。
最強のザンギエフ使い キチパーム(キチパ)選手。彼はTHRUSTMASTERというパッドを使うプロです。対空の反応が早い事、敵の前ステップを潰す精度が高いことで有名です。これはパッドのメリットを最大限生かしたプレイングです。
長いコマンド
レバーを一周するコマンド(通称:スクリュー)、半周する ヨガ・逆ヨガコマンド
これらはアナログスティックで簡単にできます。
アケコンのメリットと一緒です。
ヒトボはこういうコマンドがとにかくやりにくいです。
レバー・スティックならクルッつ1連の操作でできるのが、
HITBOXは、4つのボタンを押したり離したり、高速で動かす必要があります。疲れにくい、でも親指だけ注意
スティック や ヒトボは 人体工学的に負担の大きい態勢です。
パッドコントローラー、特にプレステから始まった握って操作する形状の物は、手や腕にかかる負担は少ないです。
手のひらを合わせて物をつかむのは、人間の骨格的に自然です。ただし、左右の親指だけは、負担が大きいです。
左は十字キー+アナログスティック。
右は、4つのボタン+アナログスティック。怪我するようなタイプの負担のかかるものではないですが、慣れるまでは筋肉痛になります。
安い
最近は、アケコンは 2万~6万円します。
パッドは純正なら、1万円以下で買えます。PS4純正 DUALSHOCK4 6,578円、PS5純正 DUALSENSE 7,657円、XBOX Elite2 17,082円
これだけ見ると XBOX Elite2 は高すぎと思うかもしれません。
でも一番強いのはエリコン2です。
下の画像からわかるように、エリコン2は純正なのに、背面パドル搭載のコントローラーです。
3万、4万するコントローラーと同レベルの機能って考えたら安いです。ただ、デバイスメーカーのパッドは 2万円くらいするので
ホリのアケコンといい勝負でうす。Victrixのパッド 26,928円、Hori ファイティングスティックα 21,073円
場所を取らない
机の引き出しにしまえる小ささ。
アケコンは、まじで邪魔です。パッドのデメリット
十字キーの斜め入力はミスしやすい
ヒトボと同じなのですが、斜めは2つの方向キーを押す必要があります。
それを、親指1つで同時押ししなければなりません。
どうしてもミスしやすいです。
自分は親指の先が細いので、これが本当にやりにくいです。Bluetooth接続は安定性に欠ける(オフライン大会)</>
そもそもBluetoothは、家庭で使う家電用の規格として開発されました。
そのため、通信可能距離が短く、接続台数も限られています。
EVOのような大きい大会だと、たくさんの人がいろんなデバイスを持ち込みます。
米 PUNKはこれに対しよく感情的になっていて、前のプレイヤーがコントローラーを切断しないことに怒りをあらわにするシーンは、もはやスト5の風物詩でした。家で使う分には問題ないですが、大会ではこういうラグが稀に起こることを知っておきましょう。ボタンチェックの際にしっかりとラグナク操作できるかチェックしてください。
ちなみに、FPSゲームの無線マウスは、専用のUSB受信機を使った赤外線通信です。通信速度もBluetoothより早いし、距離で不安定にならないし、混線もしません。
パッドは、PC用というより、PS4・PS5・XBOXで使われることを前提に作られているので、Bluetooth接続になってます。今後はPCがメインになるだろうし、赤外線の高速通信モデルも出して欲しいです。耐久性・メンテナンス性に難あり
通常のパッドコントローラ―は、アケコンより安いですが、壊れたら交換が基本です。
格ゲーは特にボタンを酷使するので、LR や 右親指の攻撃ボタンがつぶれたり、チャタリングみたいな状態になる故障が起きやすいです。
ただ、メーカー保証が大抵は1年あるので、修理 または 交換してもらえます。アケコン・ヒトボは、自分でボタンの交換ができます。ただし、ボタンは皆さんが想像するよりもかなり高いです。
Attasaでアケコンのボタンの価格をチェックする
キーボードのスイッチは、数十個で千円くらい、内部構造は同じものなのですが、格闘ゲームという市場が狭いため、大量生産のメリットが受けられないため、アケコン用のボタンは凄く高いです。一個500円~1000円します。今多くのプロが使っているGamer Fingerのボタンは、1個880円です。ネットで入手は難しく、千石電子通商などで購入できます。Amazon・楽天・メルカリなどでは非常に高価な転売が多いので注意。どうしてもネットで買いたい人は、アタッサ (Attasa) がお薦めです。ボタンは1個壊れると大体、よく押すボタンが3~4個まとめてヤラれてくるので、それだけで2,000円くらいの出費です。レバーなどが故障すると5,000円くらいかかります。そう、メンテナンス性が良くて、修理しながら長く使えるアケコンですが、実は結構お金がかかります。コントローラーが保証期間1年が切れて、買い替えとなっても実は長く使うアケコンより安いです。
長期保証が付いてるものも多い
純正のコントローラーは1万円以下で買えますが、背面ボタンが付いたガチ用のパッドは2万~4万します。ただ、そういうものは実は1年ではなく長期保証が付いてます。
実の持ってるVictrix のパッドは2年保証です。VictrixのHPには、保証書に書いてる期関保障とかいてあるので、もしかしたらロットによって短かったり・長かったりするかもしれません。
ホットスワップモデル
ボタンやスティックがモジュール化されてて、それ毎交換できるようになってます。これはFPS用のパッドではない、格ゲー用パッドの特徴です。
画像引用:Amazon「Victric Pro BFG ワイヤレスコントローラー」
ただ、メーカー在庫が無い場合も多いのですが、こういう修理しやすい機構になっていることは重要です。
キチパーム選手が使うTHRUSTMASTERは、アフターパーツも充実していて購入可能です。
THRUSTMASTERの交換モジュールの価格をチェックする。純正パッドコントローラーのデメリット
これはパッドというよりPS4・PS5・XBOX 純正コントローラーの問題ですが、
薬指が遊んでいることです。アケコンでは、ほとんど全部の指を使えるのですが、パッドでは薬指・小指はただコントローラーを握るだけになってます。ゲーミングデバイスメーカーのPADコントローラーは、
背面にパドルシフトと呼ばれるボタンが追加されています。
薬指を有効活用できるボタンです。
そういうものを買った方がより強くなれます。▼▽この記事の拡散にご協力ください▽▼PRアケコン、アーケードスティック、いわゆるレバーで方向入力するゲーセン式のコントローラーについて、これから格闘ゲームをするために購入検討しようとしてる人への解説です。
格ゲー歴は、ウメハラ世代。メインゲームは鉄拳ですが、ストリートファイターシリーズも道着キャラ(波動拳・昇竜拳)を使ってます。
ずっとアケコンでプレイしてましたが、2021年にヒットボックスに移行しました。なので、アケコン も ヒットボックス も特徴はそこそこ理解しているつもりです。
ヒットボックスなどは、手放しに称賛する人がいますが、初心者にとっては間違ってることも多いので依然記事にしました。
・ヒットボックスのメリット・デメリット
ヒトボが第一候補の人は、そっちを読んだ方がいいかもしれません。レバー・スティック型のコントローラーの特徴
レバーレス や パッドとの比較です。
アケコンのデメリット
レバーのデメリットは、2つあります。
① 慣れが必要
これは実はヒットボックスでも同じです。キーボード+マウスでゲームしてるから、レバーより簡単って言うのは嘘です。
ヒットボックスの方向キーのボタンの押し方は、キーボードと全然違います。
手をパーにしてボタンを押すので、音ゲー(ビートマニア)などのコントローラーに近いです。
ピアノやエレクトーン経験がある人も指の動きは近いでしょう。
でも、普通のタイピングや、ゲームでのキーボード操作とは、手の形からして全然違うので慣れが必要です。レバーも同じです。むしろ、操作はシンプルで直感的なレバーの方がなれやすいです。
② ニュートラル経由
プロゲーマー や 上位プレイヤーがレバーレスに移行してた理由がほぼこれです。
レバーの場合、隣り合う方向キーの入力は、レバーでも、レバーレスでも同じです。
ボタンの場合、✕方向(斜め)は2個押し、十字方向は1個押し。2個押すのと、しっかりボタンを離さないといけないので、操作は複雑です。
レバーは操作はシンプルです。
ただし、逆方向、ガードから前歩き/ダッシュ、しゃがみ からジャンプ、この場合レバーはどうしても真ん中の棒立ち状態を経由します。どうしても逆方向の入力に2フレームかかってしまうのがレバーの最大の弱点です。
操作は難しいですが、ヒットボックスだと、しっかり離して、しっかり押せればヒットボックスは逆キー入力が1Fで移行できますます。
この1Fの差が、今のフレーム重視のゲームではとても大きいので、難しい操作でも何か月もかけて練習するのです。選択肢が少ない
アケコンは、丈夫で長持ちです。ボタンは故障しますが、交換すればすぐに治ります。本体は5年くらいは使える物です。ただし、安いものはその限りではないです。良いものを買って長く使うのがお薦めです。しかし、現状 ちゃんと使えるアケコンは3つしかないです。
・Victrix Pro FS
・Hori ファイティングスティック α
・Quamba Obsidianアケコンのメリット
操作が直感的
これはパッドコントローラーでも一緒ですが、十字キー、レバーの倒す方向がそのままキャラクターの動作になります。
ヒットボックスは、初期配置はかなり特殊です。親指が上:ジャンプ。人差し指が右→、薬指が左←、中指が下↓しゃがみ
これに斜めが入ってきます。これは慣れですが、直感的ではないので、1週間はまともに操作できないです。レバーやコントローラーはミスこそあれ、思い通りに最初から動かせます。疲れにくい
これがヒットボックス最大のデメリットです。
レバーの場合、右手と左手に結構隙間があってゆったりとした態勢をとれます。
ヒットボックスは、右手と左手がくっついてます。猫背になって、肩が凝ります。
ちなみに、パッドは一見ヒットボックスと同じなのですが、持つときの手のひらの向き。掌が体の内側を向きます。この態勢は、肩、肩甲骨が開くので、人間工学的に良い態勢です。試しに、両腕を内側にひねったり、外側に回して手のひらの向きを変えてみて下さい。
ヒットボックスの体制が、いかに体に負担をかけるか分かると思います。レバーも長時間やれば疲れますが、ヒットボックスに比べればはるかに疲れにくいです。
これは慣れの問題ではなく、背中から腕の骨格と筋肉の問題です。
人間工学的には、
パッドコントローラー > レバー型アケコン > ヒットボックス
こんな順位で体に楽な態勢でゲームできるデバイスです。▼▽この記事の拡散にご協力ください▽▼HITBOXは、HITBOX社のボタンのみのコントローラーの商標です。
なので、他社のボタンで方向キーを入力するコントローラーのことは、レバーレスアケコンというのが正しいのですが、一般的にヒットボックス と言われています。または ヒトボ と省略されます。
ここでは、分かりやすくヒットボックスということにさせてください。比較対象は、パッド(コントローラー)と レバー型のアケコンになります。
レバーを中心に説明し、必要に応じてパッドとの比較も付け加えていきます。ヒットボックスのメリット(強み)
① 操作が早い
例えば、レバーで ← → こういう入力をしたとき、どうしても倒すために時間がかかります。
それをヒットボックスなら、片方のボタンを離して、もう片方を押すだけなので反応が早いです。前ステップ、バックステップも、→→ですが、
レバーだと、一度真ん中に戻す動作分遅くなります。コントローラーの場合は、反応速度の優劣は在りません。
むしろ、コントローラーは、十字キー と アナログスティック 両方備えています。
アケコン や ヒットボックスはボタンを増やすのはルール違反ですが、コントローラーは最初から2つあります。
そして両方使っていいので、実は反応速度としては、理論値が最強はコントローラーです。理屈は、近年はヒトボだけ、方向キー同時押ししたときに、後押しが優先される。
それを利用した1Fガードや、1Fサマーといったテクが開発されました。
カプコンは、それを禁止するレギュレーションを追加していっています。同時押しはニュートラルにするというルールです。
もちろん、正確に1つのボタンを外して、別の方向を1F内に押せれば、新しいルールのヒットボックスでも理論的にはできます。ただ、パッドはアナログスティックが十字キーより優先される仕様があります。
なので、別の方向を十字とアナログで同時押しすることで、1Fの反応ができちゃいます。
海外のパッドプレイヤーは、若さもありますが、これが反応の良さの理由になってます。② 新しいゲームでやりやすい
ストリートファイター5、ストリートファイター6には最適です。
後でデメリット側で書くのですが、ヒトボは斜め入力のために2つのボタンを同時押しが必要です。
レバーやコントローラーよりも、ミスしやすいです。
ヒトボのジャンプは本当に難しいです。
垂直ジャンプ、バックジャンプ、前ジャンプ。これをしっかり入力できるようになるまでに時間が必要です。ただ、スト5・スト6は簡易コマンドがあるので楽です。
ゲームスピードも遅くて、ダッシュ派生の技も少なく、ジャンプの種類も少ないです。
他の2D格ゲーはもっとスピードが速く、
ジャンプの軌道が複数あって、ヒットボックスでこの入力はとても難しいです。
スト5の空中機動変化は限られたキャラのみで、コマンドも簡単ですが、空中機動変化がシステムに組み込まれてるゲームも多く、そういうゲームは難しいです。
今年、スト6をやろうという人がヒットボックスをやるのは、とてもいい選択だと思います。
逆に、他のゲームだとレバーの方が早く勝てるようになると思います。ヒットボックスのデメリット
メリット、デメリット、いろいろあります。理論値は高いデバイスですが、一概に優れているってものではありません。
習熟に時間がかかる
「キーボード+マウスのゲーム操作に慣れてる人は、ヒットボックス習得が早い」って人がいますが、あれは嘘です。
そもそも、キーマウでゲームしてる人って、右手はマウス持ってるんですよ?
それに、格ゲーのレバー操作・方向キーの操作と、他のゲームの WSAD の運指は 全然違います。キーマウのゲームに慣れている人は間違いですが、
ブラインドタイピングが超早い人とか、
ピアノ・エレクトーンの経験がある人は、習得がはやいです。
キーマウ勢がヒットボックスの習得が早いというのは理論的ではありません。しかも、ヒットボックスの操作は、直感的ではありません。
方向キー4つだけを左手で押すのではなく、左手で攻撃ボタンもフォローする必要があったり、左右の役割分担を複雑にこなす必要があります。そして、なんといっても離す動作です。普通はあまり意識しないのですが、格ゲーは斜め入力を多用します。
そうすると、ボタンを二つ押します。この2つ押しがネックです。もう一つがボタン離しです。
レバーだったら同時に別の方向を入れることは物理的に不可能ですが、
レバーレスはボタンが押せちゃいます。
上記のレギュレーション変更で、前後同時押し、上下同時押しはニュートラルになります。
つまり、しっかりと前入力した方向の指を離せないと、棒立ちで攻撃を食らってしまうのです。ヒットボックスでは、方向キーと攻撃ボタンの同時押しが難しいです。
そこに方向キーが2つ押しになると絶望的な難易度です。
下の動画はHITBOX社の出した動画です
サマーソルトを出すのにジャンプボタンとキックを同時押しするのに、逆の手を使ってます。
本来は、左手の親指で押す ↑上入力 と 右手の指で押すキックボタンを同時押しするために、あえて ↑ 上も右手で入力してます。Learn how to Tap Block with SOCD Neutral to block Low-High-Low.
— Hit Box (@Hit_Box) April 19, 2023
Quickly block overheads and return to crouch block.#HitBox #HowToHitBox #StreetFighterV #SFV #スト5 pic.twitter.com/0SNXXPtdOCレバーも同じだと思われる人もいますが全然違います。
レバーは腕や手首も使う運動です。単純に左右の指だけを別々に動かす難易度は非常に高いのです。だから、ビタ押しするのに右手で方向キーも押す操作をしてます。
これは今回のアプデに限らず、以前からヒットボックスのユーザーが行っていたテクニックです。左手と右手で同時押しできないのです。昇竜とかでもそうです。トレモでやれば分かりますが、左手で 薬指を離すとほぼ同時に、左手で上+右手でキック、これらを同時に行うのは不可能です。(不可能という意味は、大会で出すレベルでコマンドが安定することができないという意味。何回もやれば成功はします。)
波動拳や昇竜拳でも、簡易入力を使って、右手レバーを使って最速入力をするテクニックがあります。こういう特殊なテクニックまで出来るようになって、初めてレバーよりヒトボの方が強いという優位性が出せます。1日1時間のゲームでは習得するのは難しいです。私は、レバーからレバーレスに移行したとき1か月以上トレモにこもり、コマンド入力どうしたら最速になるか調べて、コマンド練習しまくりましたが、いまだにジャンプ関連はミスして垂直になったりします。プロでもやるミスです。
選択肢の少なさ
まともなレバーレスコントローラーは、 Victrix と HITBOX しかありません。
Obsidianもレバーレス化するキットもあります。
別記事で解説してるので、興味ある方は、そちらをご覧ください。
・「レバーアケコンをレバーレス化するキットの紹介」
正直、天板の入手がネックです。高い。Youtubeなどでは、安い中華製の1万円台の物をオススメしてる人がいますが、
初心者は絶対に手を出してはいけません。私も買って見たのですが、ボタンもショボいし、内部の基盤が最悪。
めちゃくちゃレスポンスが悪かったです。
結局、15,000円の中華ヒットボックスに、
ボタン交換 6,000円、基板交換12,000円を追加で払うことになりました。Amazonで「ヒットボックス」や「HITBOX」で検索すると、
1万円台の物が沢山出てきますが、Victrix と HITBOX社 の物以外は、おすすめできません。
お金を節約しようとして、無駄に お金 と 時間を使わされて、結局たいして安くない。
安かろう悪かろうなので、自分で改造できる人以外は止めましょう。もちろん、あれを改造ベースと割り切って買うのはいいのです。
でも普通、アケコンの改造と言ってもボタン交換くらいです。
まさか、基盤ごとごっそり交換になるとは・・・ボタンは耐久性が低い
ゲーセンのボタンって潰れますよね。アケコンもあれが起きます。
そして、ボタンは1個500円~2000円くらいします。
レバーより明らかに耐久性が低いボタンが沢山ついてるヒットボックスは、修理費がレバーよりちょっと多くかかります。最近のボタン、高すぎるよ(涙)10個かえたら1万超えちゃうって何だよ。パッド買えちゃうじゃん。
肩が凝る・指がつる
アケコンは左右の手がちょうどいい距離で離れています。
ヒットボックスは、方向キー以外のボタンも左手で押せるようになっています。
両手が触れる位置です。長時間プレイするとこの態勢は体に負担がかかります。
それに加えて、筋力の弱い小指も使う必要があります。理論値を追い求めたため、快適性を犠牲にしています。体調壊すプレイヤーも多いので、長時間やる場合は、立ち上がって屈伸したときに、片や首、手首なども一緒にストレッチしてください。
ただ、これはコントローラーもほぼ同じです。ただ、1つ違うのはコントローラーや手のひらを向かい合う形。合掌するような手の向きは、人体の構造的に負担が少ないです。
ヒットボックスは極端に両手を近づけていて、さらに手首の方向的に負担が大きいです。現状、HITBOXのボタンは、親指がφ30mm、他の指がφ24mmです。
レバーの30mmよりは小さいボタンなんですが、それでも配置的に厳しいです。
手は少し丸めた状態の方がパフォーマンスが高いのですが、
左手の指をかなり開いた状態。「じゃんけんのパー」の形がポジションになります。
このせいで、普段伸ばさない、薬指・小指のストレスが半端ないです。
特に手の小さい人には難しいです。
既製品のボタンを使うので仕方ないのですが、
どうせ1つの指で押すので、20mmくらいで十分なのに・・・
(キーボードと違い、格ゲーのボタンは同時押しのために、いろんな指で押せるように少し大きめに作られてます。)Tokido x Alex Myersの対談動画(Ergoboxについて)
この動画を見ると、いかにヒットボックスの形状が、手首・指の筋肉と腱、関節に負担が大きいか分かると思います。
人間の腕は、広げた状態だと自由に手首・手のひらを回転させる、腕をひねることができます。
ただ、手を近づけるにつれて不自由になっていきます。手の平を合わせるような腕の向きが自然です。しかし、ヒットボックスでは、
左右の手が近いポジションがずっと続く
薬指、子指でボタンをおすと、手を外側にひねる動作になるため、非常に怪我しやすい体制になります。無理な方向に動かしてるので、軽い関節技を食らってるような感じです。それでも強いデバイスだから使うのですが。
手のひらを上側にひねる動作の方が分かりますかね。
合気道に小手返しという技がありますが、腕や手をHITBOXで使う方向と同じ方向に捻る関節技です。音がうるさい
アケコン以上にヒットボックスの操作は音がなります。静音ボタンのスイッチも販売されていますが、操作によっては それでもうるさいです。最近のゲームは先行入力があるので、以前ほどではありませんが、それでもうるさい音がなる操作があります。
強くぱちぱち叩く入力をすると静音ボタンでもうるさいです。
避けられない操作もあります。
ゲーミングキーボードで、メカニカルスイッチのCHERRY MX 青軸を好む人がいますが、
Discordなどで拾ってしまうくらい大きな音がなります。
それを避けるために、最近は静かなキーボードを使う人が多いです。
ヒットボックスの騒音は青軸の比じゃないです。・バックステップ/前ステップ
→→ や ←← この入力を素早く行えるのがヒットボックスの大きなメリットです。
2本の指(人差し指・中指)で滑らせて弾くように押します。
ピアノ押し と呼ばれる入力方法です。これは弾く(はじく)都合上どうしても大きな音がなります。・ファジー○○、ワンガード○○
例えば、
ガードを入力しながら、敵が攻撃してきたらガード。
何もしてこなかったら、バックジャンプ
格ゲーの場合、こういう複数の敵のアクションに両対応する入力を「ファジー何々」って言います。
ファジーガード、ファジー投げ抜け、ワンガードバクステ、ワンガードバックジャンプ
こういうのって格ゲーやったことが無い人が見ると、超反応 や 読み勝ちに見えるのですが、実際は違います。ヨミは読みなんですが。
両方の行動に対応する入力を、フレーム(わずかな時間を)ずらして行って両方に対応します。
後ろ方向にガード入力を入れっぱなしにしながら、敵が投げてくるタイミングだけバックステップや投げ抜けを入力しておくと、ガード+投げに対たいして勝てる入力になります。
こういう入力は、ガード+○○の方は弾くような入力になります。
HITBOXは、方向入力もボタンなので、ボタン操作のパチパチ音は考慮する必要があります。特に同居する家族が居たり、壁1枚で隣に人が住んでいる場合などです。音が気になるので、小さなお子さん(赤ちゃん)がいるパパゲーマーの練習部屋にはだいたいこれが貼ってあります。
▼▽この記事の拡散にご協力ください▽▼ストリートファイター6のリリース日が2023年6月2日。これに合わせてアケコンを買う人が増えてるのでリライトしました。
スト5の新規参入する人から、
アケコンについて相談される機会が多かったので、
このブログを立ち上げました。
2019年の春にブログ初めて、既に2年以上がたちました。
最初の頃に書いた記事も大分古くなってきてます。
アケコンはモデルチェンジも少なく、
補修部品が多いので1個買えば長く使える製品です。
ただ、初心者に紹介するモノとしては、既に絶版で入手困難なものが出てきたりしてるので、
この記事で2021年7月時点で入手可能なアケコンで、おすすめのモノを紹介しておきます。
おすすめ アーケードコントローラー
アケコンは、良いものを買うと5年くらい使える丈夫なものです。
もちろん、ボタンやレバーの稼働部分は壊れるので、交換がひつようですが、いいアケコンはメンテナンス性もよいです。
ここでは実用性に耐えうるものだけに絞ります。
1万円台のアケコンは、損するから買わないで欲しいです。
別名:スティック型コントローラー、アーケードスティック、ホリ製のアケコンは、日本国内メーカーだけあって、安定して入手できます。
以前は、RAPが初心者向けでオススメされていました。
エッジ「刃」がプロ・ガチ勢向けという位置づけ。
ただ、2023年になって状況が変わりました。新モデル「ファイティングスティックα(アルファ)」の量産体制がそろって入手がしやすくなりました。それに従い、旧モデルはほとんど在庫がなくなったようです。RAPさん、長年お疲れ様。確かプレステ3くらいから現役でしたよね。調べたらRAPの発売日は 2016年12月発売でした。6年間、どれだけの格ゲー初心者をお迎えしたのだろ、感謝。
エッジも製造終了してます。25,000円のアケコンが、値上がりして40,000円で販売されています。そういうのに手を出さず、アルファを定価で買ってほしいです。HORI 最新アケコン「ファイティングスティック α」
価格:Amazon 21,455円 (定価:24,800円)
販売サイト:Amazon.co.jp 楽天ブックス
ちょっと かなり 高いけど、おしゃれで高機能、安定して入手もできる。
Victrix Pro FS™
以前は、国内流通が無く、ももち(momochi)選手がチーム加入したと紹介のみでした。
発売から3年以上たち日本でも安定して入手できるようになってます。
モデルチェンジして、スティックレバー型・レバーレス型の2タイプから選べるようになってます。
【特徴】
とにかくデザインがカッコいい。
スト5もPC移行勢が増え、カッコいいLEDがゲーミングPCとマッチします。
定価が 40,000円 → 57,728円 と他に比べてちょっと高いです。
今入手できるものだと、最もクオリティが高いアケコンです。
お金に余裕があるなら、これを買ってほしいです。レバーレス型「Pro FS-12」をAmazonで見る
スティックタイプ「Pro FS」をAmazonで見る
Qanba Obsidian Joystick(クァンバ オブシディアン アーケード ジョイスティック)
プロゲーマーの使用率が最も高いアケコンです。
アケコンで有名な「Attassa(アタッサ)」で定期的に入荷があります。
Attassa(楽天市場)で 黒 Obsidian の在庫をチェック
Attassa(楽天市場)で 白 Obsidian の在庫をチェック
予約販売で直ぐに売り切れるので、予約してゲットしておきましょう。
最近はアタッサも頑張ってくれてて、在庫結構あります。
【2023/4/16追記】
Amazon や 楽天に出品してる業者ががんばってて、
今はかなり安く入手できるようになってます。
黒のオブシディアンをAmazonで見る
白のオブシディアンをAmazonで見る
Amazon.co.jpに出品されている商品もそこまで高くないので有りだと思います。
hitBOX
個別の解説記事を参考にしてください
「hitBOX(ヒットボックス)社レバーレスコントローラー」
この商品をAmazonで見る
パッド勢はこれ、ただPC版ならXBOXのほうが良いかも。
ps4コントローラー
個別の解説記事を参考にしてください
「パッド(PS4純正コントーラーDualshock4)」
RAZER PANTHERA EVO ARCADE STICK
現在、Razer公式ストアでも売り切れていますが、
現行モデルなので再生産されると思われます。
Amazonでは業者がプレミア価格で出品してますが、
定価27,800円です。
旧パンテラならまだわかりますが、
現行機種を4万円以上の高値で転売する業者に協力しない様お願いします。▼▽この記事の拡散にご協力ください▽▼プロゲーマーの ときど 氏がYoutubeで後悔した動画に
ヒットボックスとレバーの驚くべき性能差があることを明らかにしました。この動画無いではアケコンとヒトボの前ステ比較がありました。
これは驚くべき性能差があります。
前ステップの入力にかかったフレーム
・アケコンレバー:
5 5 5 6 6 平均 5.4 f
・ヒットボックス (レバーレスコントローラー):
3 3 3 3 2 平均 2.8 f
何とヒットボックスの方が 2.6 フレームも早く入力できるのです。
これって通常攻撃の入力なら1つ多く入力できるレベルの余裕があります。
複合入力が重要なゲームなら、1つ多くの相手のタクに両対応できちゃうレベルです。
前ステの呼び動作が見えにくいってのは、当然ですね。
Amazonでチェックする
楽天市場でチェック
Yahoo!でチェック
以前は、日本では入手しにくいコントローラーだったのですが、
カワノ選手がスポンサードされ、大活躍したことから日本でも入手しやすくなりました。
しかも、価格も3万円以下とアケコンとしては格安です。
以前から、Obsidianの改造などして、私も持っています。
しかし、改造には、お金も時間もかかります。
これから格ゲーを始める人は、純正ヒットボックスを買うのがオススメです。
▼▽この記事の拡散にご協力ください▽▼