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アケコン、アーケードスティック、いわゆるレバーで方向入力するゲーセン式のコントローラーについて、これから格闘ゲームをするために購入検討しようとしてる人への解説です。
格ゲー歴は、ウメハラ世代。メインゲームは鉄拳ですが、ストリートファイターシリーズも道着キャラ(波動拳・昇竜拳)を使ってます。
ずっとアケコンでプレイしてましたが、2021年にヒットボックスに移行しました。
なので、アケコン も ヒットボックス も特徴はそこそこ理解しているつもりです。
ヒットボックスなどは、手放しに称賛する人がいますが、初心者にとっては間違ってることも多いので依然記事にしました。
・ヒットボックスのメリット・デメリット
ヒトボが第一候補の人は、そっちを読んだ方がいいかもしれません。
レバー・スティック型のコントローラーの特徴
レバーレス や パッドとの比較です。
アケコンのデメリット
レバーのデメリットは、2つあります。
① 慣れが必要
これは実はヒットボックスでも同じです。キーボード+マウスでゲームしてるから、レバーより簡単って言うのは嘘です。
ヒットボックスの方向キーのボタンの押し方は、キーボードと全然違います。
手をパーにしてボタンを押すので、音ゲー(ビートマニア)などのコントローラーに近いです。
ピアノやエレクトーン経験がある人も指の動きは近いでしょう。
でも、普通のタイピングや、ゲームでのキーボード操作とは、手の形からして全然違うので慣れが必要です。
レバーも同じです。むしろ、操作はシンプルで直感的なレバーの方がなれやすいです。
② ニュートラル経由
プロゲーマー や 上位プレイヤーがレバーレスに移行してた理由がほぼこれです。
レバーの場合、隣り合う方向キーの入力は、レバーでも、レバーレスでも同じです。
ボタンの場合、✕方向(斜め)は2個押し、十字方向は1個押し。2個押すのと、しっかりボタンを離さないといけないので、操作は複雑です。
レバーは操作はシンプルです。
ただし、逆方向、ガードから前歩き/ダッシュ、しゃがみ からジャンプ、この場合レバーはどうしても真ん中の棒立ち状態を経由します。どうしても逆方向の入力に2フレームかかってしまうのがレバーの最大の弱点です。
操作は難しいですが、ヒットボックスだと、しっかり離して、しっかり押せればヒットボックスは逆キー入力が1Fで移行できますます。
この1Fの差が、今のフレーム重視のゲームではとても大きいので、難しい操作でも何か月もかけて練習するのです。
選択肢が少ない
アケコンは、丈夫で長持ちです。ボタンは故障しますが、交換すればすぐに治ります。本体は5年くらいは使える物です。ただし、安いものはその限りではないです。良いものを買って長く使うのがお薦めです。しかし、現状 ちゃんと使えるアケコンは3つしかないです。
・Victrix Pro FS
・Hori ファイティングスティック α
・Quamba Obsidian
アケコンのメリット
操作が直感的
これはパッドコントローラーでも一緒ですが、十字キー、レバーの倒す方向がそのままキャラクターの動作になります。
ヒットボックスは、初期配置はかなり特殊です。親指が上:ジャンプ。人差し指が右→、薬指が左←、中指が下↓しゃがみ
これに斜めが入ってきます。これは慣れですが、直感的ではないので、1週間はまともに操作できないです。レバーやコントローラーはミスこそあれ、思い通りに最初から動かせます。
疲れにくい
これがヒットボックス最大のデメリットです。
レバーの場合、右手と左手に結構隙間があってゆったりとした態勢をとれます。
ヒットボックスは、右手と左手がくっついてます。猫背になって、肩が凝ります。
ちなみに、パッドは一見ヒットボックスと同じなのですが、持つときの手のひらの向き。掌が体の内側を向きます。この態勢は、肩、肩甲骨が開くので、人間工学的に良い態勢です。
試しに、両腕を内側にひねったり、外側に回して手のひらの向きを変えてみて下さい。
ヒットボックスの体制が、いかに体に負担をかけるか分かると思います。
レバーも長時間やれば疲れますが、ヒットボックスに比べればはるかに疲れにくいです。
これは慣れの問題ではなく、背中から腕の骨格と筋肉の問題です。
人間工学的には、
パッドコントローラー > レバー型アケコン > ヒットボックス
こんな順位で体に楽な態勢でゲームできるデバイスです。
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