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スト5道場

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パッドコントローラーのメリット・デメリット

これまで箱型コントローラーの特徴について説明しました。
・レバーレスアケコン(HITBOX)のメリット/デメリット
・スティック/レバー型 アケコン のメリット/デメリット
ラストが、純正コントローラ や パッドコントローラーと言われるやつです。
家庭用ゲームにに付属するもの、またそれに近い形状のものです。

パッドの特徴

格闘ゲームは、アケコンでやるものと思っている人が多いです。それは勝手な印象です。格ゲーでも、パッドは強いです。

パッドのメリット

FPSゲームでもAPEXやFortniteは今やパッドが主力武器です。AIM不要で反応速度が重要な格ゲーに合わないわけがないです。

理論値最速

反応速度がとにかく早いです。ヒットボックスやキーボードで禁止された別方向キーの同時押し。これが生きています。通常のキャラ操作は十字キーですが、アナログスティックも有効なためこれができます。

人間の反応速度は、体の芯(心臓)に近い位置で操作したほうが上がります。膝上で操作するアケコンヒットボックスよりアケコンが理論値早い理由の一つです。
ただ、ほとんどのプレイヤーは太ももの上でコントローラーを持っていますが。

指がボタンにかかっている

特にトリガーボタン、LとRはかなり反応速度早く操作できます。

最強のザンギエフ使い キチパーム(キチパ)選手。彼はTHRUSTMASTERというパッドを使うプロです。対空の反応が早い事、敵の前ステップを潰す精度が高いことで有名です。これはパッドのメリットを最大限生かしたプレイングです。

長いコマンド

レバーを一周するコマンド(通称:スクリュー)、半周する ヨガ・逆ヨガコマンド
これらはアナログスティックで簡単にできます。
アケコンのメリットと一緒です。
ヒトボはこういうコマンドがとにかくやりにくいです。
レバー・スティックならクルッつ1連の操作でできるのが、
HITBOXは、4つのボタンを押したり離したり、高速で動かす必要があります。

疲れにくい、でも親指だけ注意

スティック や ヒトボは 人体工学的に負担の大きい態勢です。
パッドコントローラー、特にプレステから始まった握って操作する形状の物は、手や腕にかかる負担は少ないです。
手のひらを合わせて物をつかむのは、人間の骨格的に自然です。

ただし、左右の親指だけは、負担が大きいです。
左は十字キー+アナログスティック。
右は、4つのボタン+アナログスティック。

怪我するようなタイプの負担のかかるものではないですが、慣れるまでは筋肉痛になります。

安い

最近は、アケコンは 2万~6万円します。
パッドは純正なら、1万円以下で買えます。

PS4純正 DUALSHOCK4 6,578円、PS5純正 DUALSENSE 7,657円、XBOX Elite2 17,082円
これだけ見ると XBOX Elite2 は高すぎと思うかもしれません。
でも一番強いのはエリコン2です。
下の画像からわかるように、エリコン2は純正なのに、背面パドル搭載のコントローラーです。
3万、4万するコントローラーと同レベルの機能って考えたら安いです。

ただ、デバイスメーカーのパッドは 2万円くらいするので
ホリのアケコンといい勝負でうす。

Victrixのパッド 26,928円、Hori ファイティングスティックα 21,073円

場所を取らない

机の引き出しにしまえる小ささ。
アケコンは、まじで邪魔です。

パッドのデメリット

十字キーの斜め入力はミスしやすい

ヒトボと同じなのですが、斜めは2つの方向キーを押す必要があります。
それを、親指1つで同時押ししなければなりません。
どうしてもミスしやすいです。
自分は親指の先が細いので、これが本当にやりにくいです。

Bluetooth接続は安定性に欠ける(オフライン大会)</>

そもそもBluetoothは、家庭で使う家電用の規格として開発されました。
そのため、通信可能距離が短く、接続台数も限られています。
EVOのような大きい大会だと、たくさんの人がいろんなデバイスを持ち込みます。
米 PUNKはこれに対しよく感情的になっていて、前のプレイヤーがコントローラーを切断しないことに怒りをあらわにするシーンは、もはやスト5の風物詩でした。

家で使う分には問題ないですが、大会ではこういうラグが稀に起こることを知っておきましょう。ボタンチェックの際にしっかりとラグナク操作できるかチェックしてください。

ちなみに、FPSゲームの無線マウスは、専用のUSB受信機を使った赤外線通信です。通信速度もBluetoothより早いし、距離で不安定にならないし、混線もしません。
パッドは、PC用というより、PS4・PS5・XBOXで使われることを前提に作られているので、Bluetooth接続になってます。今後はPCがメインになるだろうし、赤外線の高速通信モデルも出して欲しいです。

耐久性・メンテナンス性に難あり

通常のパッドコントローラ―は、アケコンより安いですが、壊れたら交換が基本です。
格ゲーは特にボタンを酷使するので、LR や 右親指の攻撃ボタンがつぶれたり、チャタリングみたいな状態になる故障が起きやすいです。
ただ、メーカー保証が大抵は1年あるので、修理 または 交換してもらえます。

アケコン・ヒトボは、自分でボタンの交換ができます。ただし、ボタンは皆さんが想像するよりもかなり高いです。
キーボードのスイッチは、数十個で千円くらい、内部構造は同じものなのですが、格闘ゲームという市場が狭いため、大量生産のメリットが受けられないため、アケコン用のボタンは凄く高いです。一個500円~1000円します。今多くのプロが使っているGamer Fingerのボタンは、1個880円です。ネットで入手は難しく、千石電子通商などで購入できます。Amazon・楽天・メルカリなどでは非常に高価な転売が多いので注意。どうしてもネットで買いたい人は、アタッサ (Attasa) がお薦めです。

Attasaでアケコンのボタンの価格をチェックする

ボタンは1個壊れると大体、よく押すボタンが3~4個まとめてヤラれてくるので、それだけで2,000円くらいの出費です。レバーなどが故障すると5,000円くらいかかります。そう、メンテナンス性が良くて、修理しながら長く使えるアケコンですが、実は結構お金がかかります。コントローラーが保証期間1年が切れて、買い替えとなっても実は長く使うアケコンより安いです。

長期保証が付いてるものも多い

純正のコントローラーは1万円以下で買えますが、背面ボタンが付いたガチ用のパッドは2万~4万します。ただ、そういうものは実は1年ではなく長期保証が付いてます。

実の持ってるVictrix のパッドは2年保証です。VictrixのHPには、保証書に書いてる期関保障とかいてあるので、もしかしたらロットによって短かったり・長かったりするかもしれません。

ホットスワップモデル

ボタンやスティックがモジュール化されてて、それ毎交換できるようになってます。これはFPS用のパッドではない、格ゲー用パッドの特徴です。

画像引用:Amazon「Victric Pro BFG ワイヤレスコントローラー」

ただ、メーカー在庫が無い場合も多いのですが、こういう修理しやすい機構になっていることは重要です。

キチパーム選手が使うTHRUSTMASTERは、アフターパーツも充実していて購入可能です。
 THRUSTMASTERの交換モジュールの価格をチェックする。

純正パッドコントローラーのデメリット

これはパッドというよりPS4・PS5・XBOX 純正コントローラーの問題ですが、
薬指が遊んでいることです。アケコンでは、ほとんど全部の指を使えるのですが、パッドでは薬指・小指はただコントローラーを握るだけになってます。

ゲーミングデバイスメーカーのPADコントローラーは、
背面にパドルシフトと呼ばれるボタンが追加されています。
薬指を有効活用できるボタンです。
そういうものを買った方がより強くなれます。

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